規格を満たさない防毒マスクに注意 厚労省
2012.11.15
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、国家検定規格で定める性能を下回っている防毒マスクが流通しているとして注意を呼び掛けている。
規格不適合が発覚した製品はエムエスエイジャパン㈱の製造した「ウルトラツイン―GM(写真)」「アドバンテージ310―GM(写真)」という防毒マスク。厚労省の買取試験の結果、マスク面体からの漏れ、排気弁の不良がみつかった。
厚労省では、これら2製品の回収をメーカーに要請。さらにメーカーでは、同じ部品を使っていた防じんマスク「ウルトラツイン―HR」「アドバンテージ310―JP95」の自主回収も行っているという。
所有者が不明のものは合計で290個あるとして、事実を周知するとともに注意喚起するとしている。
平成24年11月15日第2174号 掲載