解体用重機で就業制限強化を 修了者に3時間特例講習 「つかみ機」の災害防止へ規定見直し 厚労省
2012.12.01
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、油圧ショベル用のアタッチメントとして建物の解体に使われる「つかみ機」「鉄骨切断機」「コンクリート圧砕機」の作業で、就業制限を強化する。省令で未規制だったこれらのアタッチメントによる災害が発生していることを踏まえたもので、専門家による検討会が技能講習時間を増やす方向で議論を始めた。現行の解体用車両系建設機械の講習修了者であっても、新たなアタッチメントを使う作業に就く際には、学科2時間、実技1時間の計3時間、特例講習を受けることとしている。特例講習には経過措置期間を設け、半年以上の作業経験がある者には実技を免除する考えだ。つかみ機での吊り作業禁止や立入禁止措置など重機の使用方法についても新たに対策を検討していく予定だ。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成24年12月1日第2175号 掲載