熱海土石流 復旧工事での石綿対策要請 静岡労働局
2021.07.26
【労働新聞 ニュース】
静岡労働局(石丸哲治局長)は、今年7月に熱海市で発生した豪雨による土石流災害の復旧工事に当たり、関係団体へ労災防止対策の徹底を要請した。がれき処理での石綿ばく露防止、土砂崩壊防止を呼び掛けている。
石綿対策については、昨年7月の熊本豪雨の復旧工事に際して石綿を含む建物の解体作業などが多く発生したことから、重点的に注意喚起している。防じんマスク着用の徹底を求めたほか、現場で作業員やボランティアの防じんマスクが不足した場合は、同労働局が状況に応じて調達・配付するとしている。
令和3年8月2日第3315号4面 掲載