商習慣見直しを明記 運転者の時間外上限で 政府・物流大綱を閣議決定
2021.07.28
【安全スタッフ ニュース】
政府は、2021年度から5カ年にわたる「総合物流施策大綱」を閣議決定した。今後の物流施策の指針を示し、関係省庁が連携して総合的・一体的な物流施策の推進を図るもので、「簡素で滑らかな物流」「担い手にやさしい物流」「強くてしなやかな物流」の実現の3本柱を掲げている。トラックドライバーの時間外労働の上限規制を順守するために必要な労働環境の整備では、商習慣の見直しや、標準的な運賃の浸透、荷待ち時間の削減などを明記した。
大綱によると、現在日本の物流が直面する課題は、…
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2021年8月1日第2383号 掲載