洋上風力発電設備 作業員教育に指針 国交省が策定

2021.07.29 【安全スタッフ ニュース】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 国土交通省は、洋上風力発電設備などの建設工事やメンテナンスに従事する作業員の安全面の留意事項などを取りまとめた教育訓練ガイドラインを新たに策定した。安全作業に関するチェックリストや安全訓練、事故事例集などを収録している。洋上作業での事故防止など作業員の安全確保が進むことが期待されている。

 ガイドライン策定の背景には、海洋開発で先をいく欧州で、作業安全活動(HSE)の洋上風力発電設備などの建設工事への導入が進展していること、国内でも洋上風力発電の導入が高まるなかで、今後建設工事やメンテナンスに従事する作業員の増加が見込まれることなどがある。

 具体的には、気象・海象、風・波、台風・津波、船体の動きの影響など、安全作業のチェックリストや、落水防止、防火・消火といった安全訓練、船舶の動揺による転倒や積荷の固縛不十分による挟まれ災害などの事故事例集、教育訓練の講習で構成されている。

2021年8月1日第2383号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。