【スポット】企業の安全活動活性化へ カギは現場で働く職長 厚労省 あんぜんシンポジウム
2012.02.15
【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
厚生労働省は1月31日、「企業の安全活動の活性化の支援」「人材が活き活きと活躍できる職場づくり」を推進する一環として、「平成23年度あんぜんシンポジウム」を開催した。厚労省初の試みとなるシンポジウムでは、現場の第一線でリーダーシップを発揮している職長にスポットを当て、現場の安全活動が生産性に与える効果などをテーマにした特別講演のほか、優良職長厚生労働大臣顕彰式典や職長のキャリアアップに向けた危険体感展示などが行われた。
シンポでは(独)労働安全衛生総合研究所の高木元也上席研究員が、企業の生産性と安全との関係を講演。利益を上げるために安全をおろそかにした結果、災害が発生して莫大な損失を被ることになるとし、「基本的なルールを守らせるには現場のリーダーにも生産と安全が一体だという信念が求められる」とした。
「生産と安全が一体」という意識は、…
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平成24年2月15日第2156号 掲載