【ズームアップ】放射線量測定を実践 除染作業で特別教育スタート 保護具の装着方法も/中災防

2012.02.15 【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
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 除染作業での電離放射線障害防止規則(除染電離則)が今年1月1日に施行され、除染作業を行う労働者へ特別教育を行うことが事業者の新たな義務となった。今後、福島県を中心に除染作業が増加していくことを踏まえ、行政や災害防止団体などさまざまな機関が事業者の教育支援のための講習を開始している。中央労働災害防止協会が始めた特別教育は、放射線量や粉じん測定、保護具の装着方法など実技を交えた受講者に理解しやすい内容が特徴で、第1回の講習には建設業の作業指揮者などを中心に多数の参加者が集まった。

 初回の講習は安全衛生総合会館(東京・港区)で1月30日に開催され、当初の予定を上回る117人の参加者が集まった。除染作業の本格化を控え各地で特別教育が始まっているが、限られた時間のなかで学科部分のみの教育にとどまっている講習も少なくない。中災防の講習は、学科講習に加えて実技部分をカバーする充実した内容が特徴だ。…

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平成24年2月15日第2156号 掲載
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