夏場の14~17時 炎天下は作業禁止 厚労省・福島第一で

2011.07.01 【安全スタッフ ニュース】
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 厚生労働省は6月10日、東京電力福島第一原発で行われている復旧作業について、汚染水の除去など緊急作業を除いて、7、8月の14~17時は原則として炎天下での作業を行わないよう指導した。

 厚労省によると、地震発生以降、同原発では軽度の熱中症が12人発生。今後気温が高くなる時期を迎えることから、これまでのWBGT値による作業管理などの対策に加えて、新たな措置を求めた形だ。

 特に上記時間帯は熱中症の発生率が高いため、朝夕の時間に作業を行うなど、厳しい条件に配慮した作業時間の設定を求めている。併せて、作業管理者だけでなく労働者自身に対しても熱中症予防についての教育を行うよう指示した。

 東京電力でも、熱中症対策のため、作業者が水分補給や休憩することができる施設を現在の6カ所から10カ所へ増設中だという。

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平成23年7月1日第2141号 掲載
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