労災訴訟判決額 昭和時代の倍に 労災問題研究所

2011.07.15 【安全スタッフ ニュース】
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 労災問題研究所(稲垣昭雄所長)は、近年の労働災害関係の高額判決・和解の金額を調査した結果をまとめた。平成と昭和の高額10事例の平均額を比較したところ、この20~30年の間に判決・和解の平均額は倍以上となっていることが分かった。

 平成では、高額上位10事例の平均額が判決で約1億3158万円、和解では平均は約1億3103万円だった。2011年5月11日現在で最も高額なのは、2億4000万円(和解・平成22年)、続いて1億8989万円(判決・同20年)となっている。

 一方、昭和(上位10事例はすべて昭和50~60年代)をみると、平均額は判決が約6201万円、和解の平均額は約6081万円だった。

 9680万円(昭和52年)の和解事案が最も高く、7595万円(判決・同52年)、7336万円(判決・同60年)と続いている。

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平成23年7月15日第2142号 掲載
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