実習生10人に月100時間超 上限規制で初の送検 観音寺労基署
2021.08.05
【労働新聞 ニュース】
「残業ゼロ」と帳簿偽造も
香川・観音寺労働基準監督署(山下昌利署長)は、中国人技能実習生10人を時間外労働の上限規制を超えて最長184時間働かせたとして、中小食品製造業者のちぬや冷食㈱ら2社3人を労働基準法第36条(時間外および休日労働の上限規制)違反の疑いで書類送検した。中小企業にも上限規制が適用された令和2年4月以降、全国で初めての送検となる。臨検の際、まったく時間外労働をさせていないように偽造した帳簿書類を提出したため、同法第101条(労働基準監督官の権限)違反の疑いでも送検している。…
【令和3年7月20日送検】
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
令和3年8月9日第3316号4面 掲載