熱中症とコロナ対策へ好事例集 新宿労基署
2021.08.06
【労働新聞 ニュース】
東京・新宿労働基準監督署(中尾剛署長)は、建設現場での熱中症、新型コロナ対策の好事例集を作成した。大規模現場の協議会などを通して約50事例を集め、写真とともに紹介している。
収録した事例の1つでは、熱中症対策として製氷機を用意。衛生面に配慮するため、製氷機使用の際には手指の消毒とビニール手袋の着用をルールとした。新型コロナのクラスター対策では、喫煙所を1人分のスペースごとに仕切り、会話を禁止している。
事例集は工事現場や発注者に配布したほか、ホームページ上にも掲載して活用を促す。
令和3年8月9日第3316号4面 掲載