CO中毒防止へ「警報」活用を 呼吸用マスク装着の徹底も 鉄鋼・建設業に対策求める 厚労省

2011.09.01 【安全スタッフ ニュース】
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 厚生労働省は7月22日、一酸化炭素(CO)による労働災害の防止を鉄鋼業、建設業など42の関係団体に要請した。鉄鋼業に対しては、換気や呼吸用マスクの装着を徹底するとともに、警報センサーをCOが漏えいする恐れがある場所に設置したり、メンテナンスの際に作業者に携帯させるといった対策が有効としている。建設業では、内燃機関や練炭を使用する時には、作業責任者を選任したうえで十分な換気をするよう指示。また、作業別では、COを含むガスが発生する危険性があるアーク溶接作業での注意点を示した。COが原因の災害は毎年30人以上発生しており、減少傾向がみられないことから事業場での対策を一層進めるよう求めている。

 要請は、近年のCО中毒事例から、発生の多い業種・作業ごとに…

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平成23年9月1日第2145号 掲載
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