【賃金事例】ニチガス/65歳定年制 60歳以降も資格手当で加算 複数保有なら月数万円増
2021.08.19
【労働新聞 賃金事例】
再雇用時年収の1.5倍に
日本瓦斯㈱(東京都渋谷区、和田眞治代表取締役社長執行役員)は今年6月に定年年齢を60歳から65歳に延長し、これまでの再雇用制度と比較してシニア層の基本給を最大で1.5倍程度引き上げた。新たに役職定年を60歳と定め、以降は全員を「資格手当」などの支給対象となる一般職として処遇していく。ガスや電気、ITなどに関連する専門資格を複数保有している場合は、月数万円の加算が見込める。57歳で打ち切っていた基本給の昇給や退職金の勤続加算は、60歳まで行うように改めた。…
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令和3年8月23日第3317号8,9面 掲載