【スポット】造船所の安全管理強化へ リスクアセス研修スタート 現場写真から危険箇所を指摘 全国造船安全衛生対策推進本部

2011.09.01 【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
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 全国造船安全衛生対策推進本部(以下、全船安、清水亮一本部長)は7月27日、ユニバーサル造船㈱京浜事業所で第1回目となる「リスクアセスメント実務者研修会」を開催した(2月15日号ニュース欄参照)。厚生労働省の委託事業として実施するもので、造船所の安全衛生管理水準の強化を図る。研修会では、リスクアセスメントの実践方法の解説はもちろん、安全衛生関係法令や実際の現場の写真から危険な箇所を指摘させるなど多彩なカリキュラムで行われた。

 造船業の労働災害は、全船安傘下の事業所で年間300件を超える休業災害が発生している。昨年の死傷災害は331件で、このうち12件が死亡災害だ。今年も7月27日現在9人の死亡者が出ており、憂慮すべき事態となっている。

 こうした状況に歯止めをかけるため、…

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平成23年9月1日第2145号 掲載
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