3次産業へ「4S」普及図る 好事例集めた手引書作成も 都道府県労働局に指導強化を通達 厚労省
2011.09.15
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は今年度から、第3次産業の労働災害防止対策に本腰を入れる。全災害の半数近くを占めている第3次産業への指導強化を都道府県労働局宛に通達し、小売業、社会福祉施設、飲食店に狙いを定め、「4S(整理、整頓、清掃、清潔)活動」を中心とした取組みを定着させるよう指示した。50人以上の規模の事業場を優先的な指導対象としており、企業事例を集めた手引書やリーフレットを作成し、業界団体を通じて普及を図る。また、災害多発店舗を持つ企業に対しては本社などへの指導を実施するとともに、集中的な自主点検の実施も計画している。
第3次産業の災害の4割半を占める小売業、社会福祉施設、飲食店の3業種では、…
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平成23年9月15日第2146号 掲載