石綿則の改正受け曝露防止を再要請 船舶解体で厚労省
2011.09.15
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は8月12日、東日本大震災の復旧工事で行われている船舶の解体作業について、石綿へのばく露防止を徹底するよう事業者団体へ再要請した。
船舶に使われる配管や機械類は、形状が特異で通常の石綿除去作業が困難な可能性があるとして、グローブバッグなどで配管そのものを覆った上で外し、専門工場で断熱材を除去するなどの方法を指示している。
厚労省では5月にも同趣旨の要請を行っていたが(6月1日号ニュース欄参照)、改正石綿障害予防規則が8月1日に施行となったことから対策実施を再度求めたもの。
平成23年9月15日第2146号 掲載