【特集】活動がメーンの教育を実施 「安全運転同乗個別指導」に効果あり/ボルテックスセイグン
2011.09.15
【安全スタッフ 特集】
社員への安全衛生教育は、どの会社もいろいろなアイデアを考えて取り組んでいくことだろう。運送業の㈱ボルテックスセイグン(群馬・安中市)もそのひとつだが、とりわけ他社とは異彩を放っているのが、教育のほとんどが活動場面を通じている点だ。安全運転同乗個別指導という独自の教育で効果を上げていいる同社に、その取組みを聞いてみた。
「安全第一主義」脈々と
同社を語るうえで欠かせないキーワードがある。上図にある同社が定めている「行動基準7則」の筆頭に掲げている「安全第一主義」だ。
武井宏代表取締役社長は「安全第一主義とは会社を支えている社員の安全を守るというのがまず前提にあり、その社員の安全を守ることによって顧客の信頼にもつながる」と話す。「社員という“財産”をいかに守るかが原点。社員が被災して一番悲惨な思いをするのは家族なのだから」(武井社長)と安全第一主義が同社に脈々と流れ、大きな柱として位置づけられていることが分かる。
安全第一主義という独自の路線を取る同社では、実践的な活動を通じて教育しているのが特徴的だ。
100%が安全ドライバー
安全運転同乗個別指導は交通労働災害防止への「入り口」ともいえ、…
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平成23年9月15日第2146号 掲載