3年後の経営課題 4割が「人材の強化」挙げる 能率協会・調査
2020.12.28
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日本能率協会は、「日本の経営課題2020」をまとめた。「3年後の経営課題」として、人材の強化(採用・育成・多様性への対応)を挙げる企業が全体の4割弱に上っている。
調査は、3項目まで回答可能な形式で尋ねた。それによると、人材の強化が39.7%で最も多く、収益性向上と「事業基盤の強化・再編、事業ポートフォリオの再構築」がそれぞれ32.1%で続いた。人事労務に関係する項目では、「働きがい・従業員満足度・エンゲージメントの向上」が16.0%、「現場力の向上」が8.6%、「リスク管理・事業継続計画(BCP)の策定」が2.6%などとなっている。
調査は2020年夏に5000社の経営者を対象に実施し、532社から回答を得た(回答率10.6%)。