職場改善加算の協議は秋季に 法令遵守を点検も NCCU
2020.11.17
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介護従事者約8.4万人でつくるUAゼンセン・日本介護クラフトユニオン(NCCU・染川朗会長)は、第22回定期大会を開催し、2021年度の活動方針を決定した=写真。
活動方針によると、介護職員の賃金向上を目的に介護報酬に加算して支給される介護職員処遇改善加算と介護職員等特定処遇改善加算に関して、計画書の策定や賃金改善方法の協議を秋季労働条件整備活動の取組みとして行うとした。従来は春季に行っていたが、要求書を提出する2月末には策定を終えている法人があり、労使交渉に至らないケースが発生していた点を考慮したもの。
働き方改革関連法に関する職場の点検活動も実施し、不合理な待遇差の改善をめざすほか、改正労働基準法の法令遵守ができているか確認していくとしている。
新型コロナウイルス感染症関係では、組合員の感染予防を徹底するとともに、組合員から高齢者への二次感染を絶対に避けなければならないと強調した。