【特集1】全国労働衛生週間準備期間企画 「温かさ」こそ快適職場 メンタルヘルス不調者発生の未然防止へ

2012.09.01 【安全スタッフ 特集】
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 疲労回復施設の設置などをハード面の快適職場とするならば、人間関係など組織的側面はソフト面といえる。いくらハード面が充実していても、ストレスを感じるような職場は決して快適職場とはいえない。今号、特集では労働者健康福祉機構の古山善一メンタルヘルス対策推進アドバイザーに快適な職場づくりとは何か、その重要性を解説してもらうとともに、こころの耳ポータルサイト運営事務局の石見忠士事務局長が「職場の快適度チェック」の概要を紹介する。

無用なストレス要因を把握/独立行政法人労働者健康福祉機構 産業保健・賃金援護部 産業保健課 メンタルヘルス対策推進アドバイザー 古山 善一

精神的な充足感ある?

 ストレスは大きく分類すると、良いストレスと悪いストレスがある。適度なストレスはむしろ働く人に緊張感を与え、自分の目的、目標達成に向け努力し、困難が多少あってもそれらを乗越えようと動機づける機能を果たす。しかし、一方で人に意欲、やる気を失わせ、生産性が向上せず、メンタルヘルス不調者を出すようなストレスは、無用な悪いストレスといえる。こうしたストレスを職場環境からできる限り排除する努力が大切である。無用なストレスが意欲、やる気を削ぎ、生産性を低下させ、メンタルヘルス不調者をだすようであれば、それは快適な職場とはいえない。職場での職務を通して、自分が生かされ、成果を上げ、周囲から評価され、社内外から信頼される存在であること、そして自分が職務を通して成長し発達していることの実感が得られることなど、働く人たちが精神的な充足感、達成感、満足感と安心感を得ることができているかどうかが重要である。…

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平成24年9月1日第2169号 掲載
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