生産性向上や担い手確保で評価 「はばたく中小企業・小規模事業者300社」を選定 中企庁
2019.06.21
【Web限定ニュース】
中小企業庁は、ITサービス導入や経営資源の有効活用といったことによる生産性向上、多様な人材活用や円滑な事業承継など、様ざまな分野で活躍している中小企業・小規模事業者を「はばたく中小企業・小規模事業者300社」として選定した。選定企業は、「生産性向上」「担い手確保」「需要獲得」の3分野ごとにまとめている。
生産性向上では、すべての業務のマニュアル化とデジタル化に取り組んだ埼玉県のメッキ加工業者や、独自に開発したソフトウエアを活用した生産管理体制を構築した東京都の印刷業者などを選定した。
担い手確保では、早くから同一労働同一賃金の考えを採り入れて、パートスタッフが店長や本社の課長として働いている東京都の陶器販売業などを選んでいる。