建築仕上で活躍する女性増やす 発足5周年記念で講演会開く 女性ネットワークの会
2018.07.10
【Web限定ニュース】
日本建築仕上学会女性ネットワークの会は6月29日、発足5周年を記念する講演会を東京都美術館講堂(東京・台東区)で開催した(写真)。
講演では、東京スカイツリーの建設工事で副所長を務めた元・大林組㈱の服部道江さんが登壇。働き方改革をテーマに、サポートし合える職場の重要性や、今後は上司が部下の業務負荷の濃淡を見極める能力が一層求められることなどを参加者へ伝えた。
女性ネットワークの会は建築の内装、外装などの建築仕上材料の業界で働く女性技術者の集まりとして2014年1月に発足。今回、5周年を記念した出版物「今、建築仕上女子がアツい」も発刊した。主査を務める熊野康子さんは、作業服の改良提案など活動の歩みを振り返り、「建築仕上げの分野で活躍する女性が一人でも増えるよう、今後も新たなチャレンジをし、進化し続けていきたい」と一層の活動を誓った。