上司・同僚との人間関係が不安材料 新入社員意識調査 能率協会調べ
2018.05.08
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日本能率協会は、新入社員意識調査の速報を発表した。仕事をしていくうえでの不安として、上司・同僚との人間関係を挙げる意見がめだっている。
調査は4年ぶりに実施したもので、能率協会が主催した公開教育セミナーの参加者352人から回答を得た。
それによると、仕事をしていく上での不安は「上司・同僚との人間関係」が39.8%でトップとなり、「仕事に対する自分の能力・スキル」「ビジネスマナーや常識」が共に36.6%で続いた。転勤や人事異動を憂慮する割合は21.6%だった。
理想的な上司や先輩のあり方について尋ねると、「部下の意見・要望を傾聴する」が33.5%で最も多い。「仕事の結果に対する情熱を持っている」「仕事で成果を上げ、上司から信頼されている」といった項目では、男性より女性の方が理想として挙げる割合が約5~7ポイント高かった。