「ナ・ヤ・ミ・ノ・ミ・チ・ヘ」に注意 過労死等防止対策推進シンポジウム 埼玉

2017.12.14 【Web限定ニュース】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 厚生労働省は11月16日、埼玉会館(埼玉県さいたま市)で「過労死等防止対策推進シンポジウム」を開催した(写真)。当日は人事担当者や労働組合関係者など370人が集まった。

 シンポジウムでは、代々木病院精神科の天笠崇医師が「過労自殺、労働関連うつ病をいかに予防するか」について講演。過労自殺22例について調べた自身の研究に触れ、自殺前には健康診断で所見がみられるなど、「身体的不調や言動の変化がある」と強調。その上で、職場では以下の「『ナ・ヤ・ミ・ノ・ミ・チ・ヘ』に注意」と述べた。

ナ……泣き言・愚痴を言う
ヤ……辞めたい・退職したい
ミ……ミス・トラブルが多い
ノ……能率(能力)低下
ミ……乱れた勤務(遅刻、早退、欠勤)
チ……長時間労働
ヘ……変化している

 天笠医師はストレスチェックの集団分析についても解説した。集団分析では、結果を活かすために「調査票に戻って考えると良い」とした。たとえば調査票に「非常にたくさんの仕事をしなければならない」とあった場合は、「これを回避するために何ができるか、何をすべきかを考えると良い」と話した。

  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。