木建現場の半数に違反 石川労働局
2011.10.01
【安全スタッフ ニュース】
石川労働局(礒部隆文局長)は、7月に県内木造家屋建築現場に対して実施した集中監督の結果をまとめた。66現場中32現場(48.5%)で法違反が見つかり、特に開口部などから墜落する可能性が高かった10現場には使用停止の命令を下した。
墜落防止の関連では、足場先行工法などによる対策はみられるものの、建物内部では、作業床の端や開口部、架設通路などで違反が少なくなかったという。石川労働局では、「各工程に応じた墜落防止対策が求められる」としている。
平成23年10月1日第2147号 掲載