木建作業者高齢化で 墜落転落災害を危惧 一人親方に講習会
2011.10.15
【安全スタッフ ニュース】
東京の西多摩郡北部建設組合と西多摩郡南部建設組合は合同で9月12日、青梅市福祉センターで「木建作業者対象労働安全衛生講習会」を開催した。参加者の約半数は、労災保険に特別加入している一人親方。
青梅労働基準監督署の古屋希子署長はあいさつで「木造作業では、高齢化が進んでおり気持ちは若いが体がついていかないということがままある」とし、とくに墜落・転落災害の発生を危惧した。
また、同労基署の飯塚直樹安全衛生課長が管内で発生した災害事例を紹介。「転倒災害は整理整頓が決め手」などと木造現場での災害防止のポイントを説明した。
平成23年10月15日第2148号 掲載