労組とは「推奨」の方針共有済み ワタミ・コロナ対応

2021.09.01 【労働新聞 ニュース】
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 ワタミ㈱(東京都大田区、渡邉美樹代表取締役会長兼グループCEO)は、従業員の新型コロナワクチン接種に関する報道を受け、義務化や強制するものではなく、「推奨」する方針であると発表した。労働組合との間では、すでに方針を共有済みとしている。

 同社では、11月から展開予定の居酒屋新業態において、ワクチンを接種済み、またはPCR検査等を実施した従業員に対し、接客用ネームプレートでそれと分かるよう示す施策を検討中。接種済み人材での店舗運営をめざす一方、他業態でも順次、同施策に取り組む。

 職域接種は未実施のため、従業員には自治体での接種を推奨する。同社広報室は、「申請が通らなかったため、できなかった」と話している。

令和3年8月30日第3318号5面 掲載
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