「点検」「確認」「省略しない」を徹底 建設業の労災防止へ 群馬労働局
2021.08.26
【安全スタッフ ニュース】
群馬労働局(丸山陽一局長)は、9月1~30日を建設業労働災害防止推進月間と定め、管内建設業の労働災害防止の取組みを展開する。今年上半期の死亡者は4人で、前年同期の0人から急増し、休業4日以上の死傷者数も前年同期より35.9%増えている。「極めて憂慮すべき状況」としたうえで、「事業者及び建設現場で働く労働者一人ひとりが安全に対する意識や危険感受性を高めることが必要」と局長がメッセージを出している。点検と確認の確実な実施、省略動作をしないことを徹底するとともに安全の基本的なルールを守るよう求めた。
推進月間中は、主唱者である建災防群馬県支部とともに、建設工事現場の安全パトロールやリスクアセスメントの導入促進、元方事業者による建設現場安全管理指針の普及促進などに取り組む。
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