原発緊急作業で報告を義務付け 改正電離則
2011.11.01
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は10月11日、電離放射線障害防止規則の一部を改正する省令を施行した。東京電力福島第一原発で緊急作業に当たる労働者の長期的な健康管理に関するもので、労働者を緊急作業に従事させる事業者は、健診結果、被ばく線量、作業内容を定期的に厚生労働大臣へ提出することが新たな義務となった。
「緊急作業に従事する労働者」と「過去に緊急作業に従事した労働者のうち、放射線業務に従事する者」が対象となる。
平成23年11月1日第2149号 掲載