墜落災害をストップ! 水戸では安全宣言運動
2011.12.15
【安全スタッフ ニュース】
特に建設業の労働災害増加が顕著な水戸労働基準監督署(関眞人署長)では、建災防茨城県支部水戸・大田・大宮・大子分会と協力し、「建設業墜落災害ストップ!労働災害撲滅運動」を展開中だ。運動期間は今年10月から来年1月31日までで、運動のなかでは、会社代表者や現場所長の安全宣言活動を実施している。
宣言は、墜落・転落災害撲滅に向けた取組み事項を記載した紙を工事現場に掲示し、全員で確認して対策を強化するというもの。具体的手法として、「高所作業時に安全な作業床を設置し、手すり・中さん・幅木を設ける」「作業床が設けられない場合、必ず安全帯を使用する」などを示している。
震災復旧工事の影響もあり、今後も危険な作業での災害増加を懸念している。安全宣言を広めることで安全衛生意識の高揚を図るのが狙いだ。
平成23年12月15日第2152号 掲載