安全性向上へ改善事例発表 全国建設業協会
2011.12.15
【安全スタッフ ニュース】
全国建設業協会は11月24日、経団連会館(東京・千代田区)で平成23年度技術研究発表会を開いた。会場では100事例の応募の中から選ばれた安全や施工方法の改善に関する12事例が発表された。
審査委員長を務めた渡邉勇雄土木委員長は「技術の向上にはたゆまぬ努力が重要。発表を参考にして、各現場の工事に生かして欲しい」と挨拶。安全衛生の関係では、普段は施工の妨げになる地下からの湧水を、作業場所の温度低下に活用して熱中症を予防した山形建設㈱や、法面親綱の安全性向上として、ロープ止めクリップで外れ防止を図った林建設㈱が取組みを説明した。
平成23年12月15日第2152号 掲載