【フォーカス】三元ラセン管工業/資格手当で多能工化進める 1種類ごとに月2000円
2021.09.02
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
研修費用などは会社負担
三元ラセン管工業㈱(大阪府大阪市、味岡友和代表取締役、22人)は、資格手当制度を設けて、社員の多能工化を推進している。業務に関連する資格を1つ取得するごとに月額2000円を付与し、支給額の上限は定めていない。各人が保有する資格は個人ごとのカードに記載。社内に掲示して能力の「見える化」を図るとともに、社員のモチベーションアップにも結び付けている。資格取得を後押しする仕組みとしては、研修費用の支援などを行う。繁忙期には自然発生的に社員同士が助け合うようになっているという。近年は、少数ながら女性や外国人の雇用もしており、働き手の多様化が進む。…
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令和3年9月6日第3319号15面 掲載