特別条項超えて働かせ送検 調理師が週6日勤務 兵庫労働局
2021.09.09
【労働新聞 ニュース】
月の前半で上限に達する
兵庫労働局(荒木祥一局長)は、調理師1人に対して1日10時間、週6日勤務をさせていた飲食業者を労働基準法第32条違反の疑いで神戸地検に書類送検した。36協定の特別条項では上限を月75時間と定めていたが、毎月第3~4週目にはこれを超えることになり、最長で月90時間の時間外労働を行わせていた。労働者には採用の段階で、9~21時のシフト制勤務、休憩2時間、週休1日との労働条件を明示していた。
送検したのは、飲食業者と同社代表取締役で、…
【令和3年8月3日送検】
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令和3年9月13日第3320号4面 掲載