介護人材確保対策 福祉科高校生に修学金制度 静岡県
2021.09.21
【労働新聞 ニュース】
静岡県は、将来の介護人材不足に対応するため、同県内の福祉系学科に所属する高校生を対象に修学金制度を創設する。卒業後、同県内の介護施設に就職すれば返済を免除するもので、9月の補正予算案に計上する見込み。
対象者は、県内の高校の福祉系学科に所属する在学生とし、公立校か私立校かは問わない。同県介護保険課では、「令和7年時点で、県内では約5700人の介護人材が不足すると推計している」と話している。
令和3年9月20日第3321号4面 掲載