女性特有のがん検診を呼び掛け 厚労省委託事業セミナー

2021.09.17 【労働新聞 ニュース】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 厚生労働省の委託事業である「がん対策推進企業アクション」は東京都内でセミナーを開き、コロナ禍で検診受診率が低下している女性特有のがんの受診率アップを呼び掛けた(写真)。

 日本対がん協会の調査によると、昨年のがん検診受診者は前年比30.5%減少。女性特有の乳がん・子宮頸がんは20~40歳代の罹患率が高く、働く世代を直撃する。

 登壇した東京大学医学部付属病院の中川恵一特任教授は「検診で早期発見できれば通院で治療可能で、仕事との両立も容易になる」と指摘。現在21歳以下の女性は子宮頸がん予防ワクチンの接種率が低く、リスクが高いが、高校でがん教育が始まるのは来年から。検診受診勧奨など企業の取組みが重要になると訴えた。

令和3年9月20日第3321号4面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。