【今週の視点】無期転換制度 労働力の“囲い込み策”に
2017.04.20
【労働新聞 今週の視点】
経営目線で活用を 恐れて雇止めなどせず
本紙が連載で取り上げている有期契約労働者の「無期転換」開始まで1年を切ったが、権利行使者がどれほど現れるかは未知数である。「正社員」としなければならないわけではないが、本人の申出で無期化は成立するため準備を怠れない。無期化を恐れて雇止めなどせず、むしろ経営目線で制度の積極活用を促す方が、人手不足時代の「囲い込み策」になり得る。…
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平成29年4月17日第3109号7面 掲載