【今週の視点】不適切な運用改善が前提 裁量労働制の見直し
2021.09.29
【労働新聞 今週の視点】
さらなる利用拡大に向け
厚労省では、裁量労働制を中心に「これからの労働時間制度」に関する検討を進めている(関連記事=時間制度を再検討へ 裁量制調査に基づき 厚労省)。裁量労働制の改革は、「働き方改革関連法」で先送りとなっていた課題だ。先行して実施した調査結果によると、対象業務の範囲や手続きの簡素化が検討課題となりそうだ。本人の「裁量に応じた働き方を可能にする」という趣旨に恥じない形で、制度の再構築が求められる。…
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令和3年9月27日第3322号7面 掲載