高血圧は月曜午前が危険 労健機構が研究結果
2017.04.27
【労働新聞 ニュース】
職場高血圧は月曜日の午前中に頻発――労働者健康安全機構の旭労災病院(木村玄次郎病院長)の研究結果で判明したもので、この時間帯の仕事量抑制が必要などとしている。
「職場高血圧に関する調査研究」によると、月曜日の午前中は、休み明けからダッシュして1週間のスケジュールをスタートさせるストレスが、心臓の仕事量や酸素消費量の上昇を促していることが分かった。
同研究では、プレミアムフライデー以上に、月曜日の仕事量抑制を行う必要性を訴えている。
65歳未満の勤労者207人を対象に、起床時、午前10時、午後4時、入眠前に血圧と心拍数などを測定した。
平成29年4月24日第3110号1面 掲載