家事育児時間 男女差が拡大 東京都調査
2021.10.12
【労働新聞 ニュース】
東京都が今年6月に実施した「男性の家事・育児参画状況実態調査」によると、未就学児を持つ子育て世代における1日当たりの家事・育児時間の男女差は5時間20分となり、2年前に実施した前回調査時の5時間1分と比較して19分拡大したことが分かった。
未就学児を持つ男女の家事・育児関連時間(週全体における1日当たりの平均時間)は、男性3時間34分、女性8時間54分で、女性の方が5時間20分長い。前回調査に比べて男性が1分増加、女性が20分増加し、男女間の差が拡大している。
平日の男女差は5時間41分で、前回から6分拡大した。土日は4時間29分差となり、同50分増えている。
令和3年10月11日第3324号2面 掲載