【スポット】ファン付き作業服 正しい使用を 溶接火花で重症火傷 動画で注意呼び掛ける/東京・中央労基署

2021.10.12 【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 東京・中央労働基準監督署は、火気取扱作業でのファン付き作業服の適正な使用について注意を喚起する動画を公開した。今年7月、アーク溶接中の火花がファンから服の内部に入り、作業者が重症の火傷を負う労働災害が発生。火花の飛び込みを防ぐ金属フィルターを取り付けたうえで、適正な肌着の選択やリスクアセスメントによる安全な作業の検討を行うよう求めている。

跳ね返った火花がファンの内側へ

 ファン付き作業服は、夏場の熱中症を予防するための欠かせない装備として建設現場を中心に普及している。今年7月に都内の大規模建設工事現場で発生した災害では、仮設足場上でアーク溶接作業をしていた作業者のファン付き作業服のファンから火花が入り込み肌着(綿60%、ポリエステル35%、ポリエチレン5%)に着火した。火は作業服の中で燃え広がり、作業者は皮膚全体の30%を火傷する重症を負っている。…

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2021年10月15日第2388号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。