37社136人に内定取消し 厚労省・コロナ禍で
2021.10.26
【労働新聞 ニュース】
37事業所136人が内定取消しに――厚生労働省は、令和3年3月に大学や高等学校などを卒業し内定取消しとなったり、入職(入社)時期が延期(繰下げ)となった者の状況(令和3年8月末現在)を発表した。
内定取消しとなった学生生徒数136人(事業所数37社)のうち主として新型コロナウイルス感染症の影響によると考えられるものが124人となっている。
一方、入職時期繰下げとなった学生生徒数は157人(事業所数14社)、主として新型コロナウイルス感染症の影響によると考えられるものは154人に。
内定取消し状況を産業別にみると、卸売・小売が最も多く75人、次いで製造業19人、医療・福祉14人など。今回は事業所名公表はなかった。
令和3年10月25日第3326号1面 掲載