集中復興の最終年度 油断せず確認徹底を 日本浚渫協会
2015.12.15
【安全スタッフ ニュース】
(一社)日本埋立浚渫(しゅんせつ)協会東北支部(柳田良一支部長)と(一社)日本海上起重技術協会東北支部(細川英邦支部長)は11月6日、国土交通省の職員らを講師として招き、「港湾工事安全研修会」を開催した。
挨拶で、柳田支部長は、東日本大震災から4年半以上が経ち、今年度が「集中復興期間」の最終年度になることを強調。そのうえで、「これからが工事の最盛期であり、冬に向かって作業環境も厳しい中で作業が求められる」と述べた。
港湾工事の事故の主な要因では、「油断、軽視」といった内容が目立ち、作業前、作業中の確認が行き届いていないケースが多いとし、その背景には「現場のリスクアセスメント不足がある」とみて、職長をはじめ現場全体で認識を高めていくことが必要とアピールしている=写真。
関連キーワード:
平成27年12月15日第2248号 掲載