労災死傷者が9%も上回る 13次防中間集計

2021.11.02 【労働新聞 ニュース】
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 厚生労働省がまとめた第13次労働災害防止計画の中間的実施状況によると、死傷者数が同計画開始時の17年を9%上回っていることが分かった。

 死亡者数は17年と比較し22年までに15%以上減少させる(978人→831人以下)計画になっていた。20年の死亡者数は802人で同18%減少している。

 死傷者数は同期間に5%以上減少させる目標(12万460人→11万4437人以下)だが、20年は13万1156人となり、17年を8.9%上回った。

 死傷者数は、建設業、製造業などで減少傾向にあるものの、社会福祉施設をはじめとした陸上貨物運送事業、小売業、飲食店で依然増加している。

令和3年11月1日第3327号1面 掲載
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