特化物の排出で指定範囲を拡大 政府が閣議決定

2021.11.12 【安全スタッフ ニュース】
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 政府は、「特定化学物質の環境への排出量の把握及び管理の改善の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令」を閣議決定した。PRTR制度(化学物質排出・移動量届出制度)とSDS制度の対象となる第一種指定化学物質は現行462物質が指定されているが、改正後は515物質となる。このうち発がん性などがある特定第一種指定化学物質は23物質ある。SDS制度のみの対象となる第二種指定化学物質は、現行100物質から改正後は134物質となる。最新の有害性に関する知見などに基づいた対象物質の見直し結果を受けたもの。

 公布日は10月20日で、施行日は2023年4月1日。

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2021年11月15日第2390号 掲載
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