冬季の転倒災害に注意 運動展開し防止対策進める 福島労働局

2021.11.08 【安全スタッフ ニュース】
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 福島労働局は、12月1日から来年2月28日までを期間とする「福島冬季転倒防止運動(転ばないでね!)」を実施する。管内では休業4日以上の労働災害のうち転倒によるものが最も多く、そのうち約4割は降雪・凍結の時期に発生している。運動では冬季中に事業者と労働者へ注意喚起を図り、職場の転倒リスクの総点検と必要な対策を呼びかけていく。11月を準備期間に設定し、降雪・凍結時に転倒するおそれのある箇所の事前確認、融雪剤や凍結防止剤、スコップ、防滑靴の事前準備などを行ってほしいとしている。

 管内で発生した死傷災害は9月末時点で1727件となり、前年同期に比べ34.2%増加。転倒によるものは381件で全体の約4分の1を占め、特に「冬季」「午前」「50代以上」「女性」で発生が目立っている。

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