老後所得保障が最大関心事 社会保障意識調査
2021.12.07
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、2019年社会保障に関する意識調査結果をまとめた。今後充実させる必要があると考える社会保障の分野(3つまで回答)は、すべての年齢階級で「老後の所得保障(年金)」が最も多くなっている。
「老後の所得保障」の充実が必要と考えている割合は67%に及んでいる。次いで「老人医療や介護」が50%、「医療保険・医療供給体制など」が37%、「子ども・子育て支援」が29%に。
高齢者と現役世代の負担水準はどうあるべきかについては、「現役世代の負担を今より重くしないよう、高齢者の負担が重くなることはやむを得ない」が19%と多い。「現役世代の負担が重くなることはやむを得ない」は14%だった。
令和3年12月13日第3332号1面 掲載