貨物自動車運送業 点呼未実施が7割に急増 コロナ禍で対面怠る 中部運輸局
2021.12.02
【労働新聞 ニュース】
記録書類偽造の悪質例も
中部運輸局(嘉村徹也局長)が今年10月に実施した貨物自動車運送事業者に対する集中監査結果で、運転者の健康状態などを確認する「対面による点呼の未実施」が急増し、違反率が全体の7割に上ったことが分かった。2年前に実施した前回の監査と比べ、約20ポイント伸びている。新型コロナウイルスを受けて対面での確認を怠ったケースがみられたほか、実際には電話で点呼をしていたが、点呼簿には対面で実施したと偽って記録するなど、悪質性の高い事案も発覚している。…
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令和3年12月13日第3332号4面 掲載