労災の撲滅へ緊急共同宣言 北海道労働局
2017.05.17
【労働新聞 ニュース】
北海道労働局(引地睦夫局長)は、死亡災害の多発を受け、建災防や陸災防の北海道支部などと一丸となって労働災害防止に取り組むとして「緊急共同宣言」を初めて行った=写真。
同労働局と4団体が、共同して労災防止に総力を挙げ、安全パトロールや会員への周知を徹底することなどを宣誓、署名した。
併せて、同労働局は、労災防止に関するリーフレットも作成。建設業や林業など5つの業種別に対策を提示し、ガイドライン遵守や雇入れ時教育の徹底を呼び掛けた。
同労働局管内における平成28年の死亡者数は77人と4年ぶりに70人台に増加したほか、死傷者数も6000人台半ばで推移している。
平成29年5月15日第3112号5面 掲載