新たに3人を送検 広告業者の過重労働事件

2017.05.16 【労働新聞 ニュース】
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 愛知労働局(木暮康二局長)、大阪労働局(苧谷秀信局長)、京都労働局(髙井吉昭局長)はそれぞれ、違法な時間外労働をさせたとして、広告業者と同社支社の幹部ら計3人を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで各管内の地検に書類送検した。

 同社は、原則1日5.5時間、1カ月50時間、特別条項で1カ月100時間を限度時間とする36協定を締結していた。

 愛知労働局は、同社中部支局で、労働者2人に対し違法な時間外労働をさせたことを確認した。時間数は、1人が平成28年4月の1カ月に105時間38分、1日当たり最大9時間30分で、もう1人が同年5月に1日当たり最大7時間45分となっている。

 大阪労働局は、…

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平成29年5月15日第3112号5面 掲載
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