入国制限緩和を全面停止 ワクチン接種者対象の待機短縮措置 政府
2021.12.03
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政府は11月30日から、新型コロナウイルスワクチンの接種者を対象とした入国制限緩和を12月31日まで停止する。停止の対象となったのは10月1日に始まった自宅などでの待機期間の免除措置と、11月8日から始まった入国後4日目からの行動制限の見直し措置の2つ。
待機期間の免除措置では、ワクチン接種者が入国後10日目以降に自主的に検査を受け陰性だった場合、残りの待機期間を免除していた。行動制限見直し措置は、企業や団体が受入れ責任者となり業所管省庁に申請したとき、待機期間を実質的に3日に短縮していた。
両措置とともに、外国人の新規入国も12月31日まで停止する。これに伴い、外国人技能実習の受入れも全面的にストップとなる。